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都城市民会館を緊急に考える


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都城市民会館のページより転載



○ お知らせ ○

都城市に南九州大学を移転する南九州学園は(2007)10月29日、都城市に対して「20年間、無償で貸してほしい」と要望しました。

南九州学園は、市民会館を「大学会館」として、入学式、大学祭、クラブ活動、サテライト教室などに使用したい考えで、市民にも開放したいとしています。

都城市は11月6日の庁議で市民会館の無償貸与を正式に決定して南九州学園に回答する予定です。

南九州学園は、アスベストの除去費用や修復に見込まれる3〜4億円の費用を、都城市と交わした移転に関する協定の補助金の枠内での対応するよう求めました。

都城のシンボル的建築物 『都城市民会館』 が解体を免れたことは「ようこそ宮崎」としてもよろこばしいことで、大いに歓迎します。
                                                      2007.10.30

■ 都城市民会館


都城市民会館の写真を掲載しているサイトです。


■ 都城市民会館「解体」へ

独特の景観で市民に親しまれてきた都城市民会館が、解体されることになりました。
都城市の9月定例議会は、27日、最終日を迎え、市民会館の解体費とそれに伴うアスベスト除去費、あわせて2億5000万円あまりを含む、一般会計補正予算案が賛成多数で可決されました。
これにより、存続か解体かで揺れた市民会館問題は、「解体」という結論に達し、都城市では、来年1月から市民会館の解体作業に入ります。


■ 建築マップ 都城市民会館/ARCHITECTURAL MAP

都城市民会館は、1966 年4 月に開館。 市制施行40 周年を記念して総工費約2 億3,200 万円をかけて建設した建築面積2,386.40 uを有する文化施設です。
大ホールは、客席が、1,407 席(固定1,345 席、補助60 席、車椅子2 席)。 舞台は、間口20m、奥行き12m、高さ8m で、ほかに会議室を2 室、練習室1 室、楽屋5 室、練習ホール1 室を備えています。
設計者は、日本建築士会連合会名誉会長の菊竹清訓氏で、梁が放射線状に突き出したデザインは建築会でも注目され、建築雑誌等でも全国に紹介されています。
市民会館は貸館事業が主であり、年間約12 万人の利用があり、開館からの累計利用者数は約440 万人に上っています。 また、1992 年までは結婚式場を併設しており、4,258 組が挙式しています。

今や解体が議論されている都城市民会館ですが、取り立てて何の観光資源も無い南九州の小都市にある1960年代のモダニズム建築は、特に目を引きます。
オオム貝、ゴジラ、扇子、観覧車を想像させる都城市のシンボル、ランドマークです。
メタボリズムの設計思想で造られ建築の新陳代謝を想定した建築物です。
変わらない部分と変化していく部分に分けられ、はじめから改築を想定しているのです。
最近、市民アンケートがとられましたが、何らかの形で存続を望む声が多く市民に親しまれています。


■ 都城市民会館保存運動

都城市民会館が存続の危機にあります。

この強烈なインパクトと迫力。
何なのか分からないが、とにかくスゴイ!と思わせてしまう圧倒的な存在感。
梁が放射状に突き出した特徴的なデザイン・構造は、建築専門誌において『残したい建築物100選』へ選出されたり、最新の建築物と併記され紹介されるなど、現在もなお注目を浴び続けています。
さらにイタリアの美術教科書への掲載、パリのポンピドゥーセンターへ模型がコレクションされるなど、国内外で高い評価を受けています。

またそれ以上に、都城市民にとって、各種発表会や文化祭、成人式、コンサートなどに活用されている市民会館は、長年にわたり「市民の歴史と文化」を育んできた空間として存在しています。
市民の半数以上が「都城市民会館を残して欲しい」という気持ちがある現状は、そうした「都城市民会館」だからこそなのです。

都城市民会館は「priceless」です。

一緒に再生させる道を考えて下さい!

■ …ヒラカワヤスミ設計所…都城市民会館のこと

都城市南鷹尾町33-17のヒラカワヤスミ設計所の都城市民会館に関する資料等。

■ 解体が決まっている都城市民会館が建築10選に選ばれる

老朽化などのため、解体が決まっている都城市民会館が、近代建築の保存などに取り組む建築家の国際組織「DOCOMOMO」(本部・パリ)日本支部の2006年度選定建築10選に選ばれた。

同支部の兼松紘一郎幹事長は「市民会館は世界で知られている。残す方法を考えてほしい」と強く市側に要望するが、前田公友副市長は「解体の方針に変わりはない」との姿勢を示す。
建築関係者から保存要請を受けながら、今年度中にも市民会館の解体が始まる。


■ 菊竹清訓 - Wikipedia
菊竹 清訓(きくたけ きよのり、1928年4月1日 - )は、日本の建築家。福岡県久留米市出身。
早稲田大学理工学部建築学科卒業。2000年に「今世紀を創った世界建築家100人」に選ばれている。
また、2005年に行われた愛知万博の総合プロデューサーであった。


代表的な作品

  • 自邸(スカイハウス)(1958年)- 日本におけるDOCOMOMO100選
  • 出雲大社庁の舎(1963年、島根県簸川郡大社町)- 日本建築学会賞作品賞、日本におけるDOCOMOMO100選
  • 東光園(1964年、鳥取県米子市)- 日本におけるDOCOMOMO100選
  • 都城市民会館(1966年、宮崎県都城市)- 2007年度中に解体予定
  • 国鉄久留米駅(1968年、福岡県久留米市)
  • 久留米市民会館(1969年、福岡県久留米市)
  • エキスポタワー(日本万国博覧会)(1970年、大阪府吹田市)- 現存せず
  • アクアポリス(沖縄国際海洋博覧会)(1975年、沖縄県国頭郡本部町)- 現存せず
  • 松見タワー(1976年、茨城県つくば市)
  • 銀座テアトルビル(1987年、東京都中央区)
  • 江戸東京博物館(1993年、東京都墨田区)
  • ホテル・ソフィテル東京(1994年、東京都台東区)- 解体中
  • 久留米市役所(1994年、福岡県久留米市)
  • 北九州メディアドーム(1998年、福岡県北九州市)
  • 昭和館(1999年、東京都千代田区)
  • 島根県立美術館(1999年、島根県松江市)
  • 吉野ヶ里歴史公園センター(2000年、佐賀県神崎郡吉野ヶ里町)
  • 九州国立博物館(2005年10月、福岡県太宰府市)
  • 京都信用金庫の各店舗


都城市民会館の解体が市議会で決議された今、「ようこそ宮崎」では都城市民会館の建物を紹介して
いるHPやその保存を模索している団体や個人のHPを掲載、リンクすることで事態に対するささやかな
アクションとしたいと思います。
                            2007.10.05
        2007.10.20撮影


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