ミヤマキリシマ


 
幕末の英雄坂本竜馬はその妻お竜を連れて霧島に新婚旅行にきた。
それより半世紀後、植物学者の牧野富太郎は新婚旅行で霧島を訪れてこの花を発見し、ミヤマキリシマと名付けた。

ミヤマキリシマは深山霧島 と書き、ツツジの一種であり九州の高山に自生する。
今でもそうであるが明治の頃に訪れた牧野にとって霧島はそれは深い山であり、彼が発見して名付けた「深山霧島」は花の名前と同時に霧島(連山)そのものを形容した名前となった。

ミヤマキリシマは1m程度の低木で、花期は概ね5月下旬から6月中旬で、毎年その時期になるとえびの高原をはじめとする霧島連山には全国各地からミヤマキリシマを目当てにした登山客が訪れる。
ミヤマキリシマは枝先に2〜3個ずつ小さな紫紅色の花をつけるが、桃色、薄紅色の花も見られる。

名前に由来する霧島山連山のほか、阿蘇山、九重山、雲仙岳、鶴見岳など九州の高山に分布する。 ミヤマキリシマは、火山活動により生態系が撹乱された山肌で優占種として生存する。

また反対に火山活動が終息し植物の遷移によって森林化が進むと衰退する。
故に霧島連山の中でも硫黄山のある韓国岳付近(えびの高原)や活発に活動する新燃岳の周辺に多く自生している。

ミヤマキリシマの画像














 



















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