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ローカル線 |
宮崎のローカル線 |
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宮崎のローカル線 |
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宮崎のローカル線で過去に廃線となったのは宮崎市佐土原町と西都市を連絡していた妻線。都城市と鹿児島県志布志市を連絡していた志布志線。日向市駅と細島港を連絡していた細島線。その一部を日南線が利用している宮崎市と同市内海港を連絡していた宮崎軽便鉄道があります。 これらのローカル線は道路網が次第に整備されて車社会に移行する時代の変化によって廃線に追い込まれたものですが、これらの(廃止となった)ローカル線が今も営業されているすれば、この宮崎の風景はさらに豊かで親しみのあるものになっていたはずです。 急激な生産性の向上のうねりの中で立往生したこれまでのローカル線。 日本がこれから迎える老人社会の日々の中で、ローカル線をはじめ過去に失った身近にあった価値ある財産を、人々は振り返ることがあるのでしょうか。 宮崎に現在ローカル線は5線あります。 吉都線、肥薩線、日南線、宮崎空港線、そして廃線間近の高千穂鉄道です。 いずれのローカル線も営業的には苦戦していますが、ここはまず苦境にあえぐ全国のローカル線の代表選手である「高千穂線」を応援しましょう。同時にほかの4本の宮崎のローカル線を応援しましょう。そして全国のローカル線にエールを送りましょう。 スローライフの価値が見直される昨今ですが、「ガタンゴトン、ガタンゴトン…」という長閑な音とローカル線ならではの景色を見ながらゆったりとした気分でする旅は本当にいいものです。 トラベルでもジャーニーでもトリップでも、時にはローカル線を使って、のんびりと回ってみることをお勧めします。 地球の二酸化炭素対策のために。全国のローカル線のために。宮崎のローカル線のために。 ■ 高千穂線 ![]() 高千穂橋梁(1988. 3.26) 日之影温泉−吾味(1996. 2.12) (注)この二枚の写真はKai-chanの鉄道旅情写真館よりお借りしています。 高千穂線は旧国鉄の特定地方交通線であった高千穂線を転換して開業した路線で、清流五ヶ瀬川に沿って県北部の延岡市と天岩戸伝説の神話や高千穂峡などで有名な高千穂町を結んでいます。
今は廃線された志布志線は、1963年の日南線全通時に志布志 - 北郷間が日南線に編入され、西都城 - 志布志間となりました。
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| 高千穂鉄道の運行再開の活動の軌跡 | ||
◆高千穂鉄道の資産譲渡問題◆ 経営を断念した第三セクター高千穂鉄道(TR)に代わって運行再開を目指す民営新会社「神話高千穂トロッコ鉄道」への資産譲渡問題で、TRの黒木睦郎社長(高千穂町長)は9月4日、朝日新聞の取材に対し、公的な受け皿機関を設立して譲渡先とし、そこから新会社に貸与する方式が望ましいという見解を示した。ただ、どの自治体が受け皿機関に出資するかなどは未定で、協議はなお難航が予想される。 新会社が利用計画を固めている高千穂〜鋼ノ瀬橋梁間(槇峰駅先)21.5キロの資産4億5500万円(試算)を譲渡・譲受すると、法人税と事業税がTRに1億5700万円、新会社に2億700万円かかる。 新方式では、当面はTRが新会社に鉄道資産を貸与するが、新会社の鉄道事業が認可されたあとは、設立した公的機関に資産を譲渡し、公的機関が貸与する形に変える。公的機関への譲渡は非課税のため、TRの会社清算の長期化も避けられ、開業までの期間が短縮できるという。 黒木社長は「結論には至っていないが、この方法が最も現実的だ」としている。ただ、県や沿線自治体が鉄道運営への参加に慎重な姿勢のため、「現実には、今後、各自治体の調整が必要。実現したとしても、3〜4年はかかるだろう。」との認識も示した。 また、延岡〜槇峰駅間の廃止届を5日に国交省に提出することについて、黒木社長は「手続き上の問題で、全線再開の希望は捨てていない。今後も新会社の動向を見守りたい」と話した。(2006.09.05朝日新聞記事) ◆高千穂鉄道 軌道部分を先行譲渡◆ 経営を断念した第三セクター高千穂鉄道(TR)に代わって運行の再開を目指す民営新会社「神話高千穂トロッコ鉄道」への資産譲渡問題で、TRの黒木睦郎社長(高千穂町長)は5日、軌道部分の先行譲渡を検討していると明らかにした。全ての資産を一度に譲渡すれば、両社ともに多額の法人税や事業税がかかるため協議が難航しているが、税負担の軽減が可能な部分譲渡で運行再開の動きを前進させ たい、としている。 黒木社長が朝日新聞の取材に答えた。選考譲渡の対象は、全線50キロのうち新会社が当面、運行再開を目指す高千穂駅ー槇峰駅先の綱ノ瀬橋梁間(21.5キロ)のレールは枕木などの軌道敷で、土地は含まれない。 同区間の鉄道資産4億5500万円のすべてを同時に譲渡すれば、TRに1億5700万円、新会社に2億7000万円の法人、事業税(いずれも試算)が課せられる。軌道部分を先に譲渡した場合の課税額はまだ算出中だが、黒木社長は「レールの補修などで費用がかかるため評価額が抑えられ、税負担も軽減される」とみている。 軌道部分を除く資産については「どういう形態で譲渡や貸与をすればよいか、知恵を絞っている。新会社がうまく営業できるように最大限に協力したい」と述べた。 (2006.11.06朝日新聞記事) 三セク鉄道 全国28社 ◆開業以来 13社赤字◆ 87年の分割民営化を挟む国鉄末期からJR初期にかけて、旧国鉄ローカル線を引き継いだ第三セクター鉄道のうち、現在も運行中の全国28社について、朝日新聞が経営状況を調べたところ、半数近い13社が開業以来、経常損益で赤字を計上し続け、うち2社は赤字を補うはずの基金がゼロになっていることがわかった。一方、06〜09年度中に基金が底をつく見込みの三セクも他に5社を数え、基金枯渇が深刻なケースなど4社の路線をめぐっては存廃議論が起きている。 ◇基金枯渇、2社は底つく◇ 各三セクの基金は、発足当時の国の「転換交付金」(路線1キロあたり3千万円)と、沿線自治体の出資が主な原資。多くの三セクは、運用益を赤字の穴埋めなどに活用する経営安定策をとった。しかし、利用客の減少が加速し、超低金利も続く中で05年以降、すでに3社は廃線・運行休止している。20年前の国鉄改革で切り離された路線の多くが、苦境にあえぐ実情が浮かび上がった。 アンケートなどを通じて調査を実施し、全28社から回答を得た。 開業後ずっと赤字経営と答えた13社のうち、05年度に約5千万円の経常赤字だった明知鉄道(岐阜県)は、計3億円余りにのぼった二つの基金が03年度に底をついた。05年度の経常赤字が約6300万円の三木鉄道(兵庫県)も、ピーク時の基金約1億2千万円が97年度でゼロになっている。両社は現在、沿線自治体からの赤字分補助や借入金でしのぐ。 基金が枯渇しかけている5社中、真岡鉄道(茨城、栃木県)は05年度末残高が約5500万円。北条鉄道(兵庫県)も同810万円しかなく、ともに06年度中には残高が尽きるとしている。 三陸鉄道(岩手県)も07年度、天竜浜名湖鉄道(静岡県)が08年度、若桜鉄道(鳥取県)は09年度に基金が底をつく見込み。 地元で廃線が検討・議論されていると回答したのは、樽見(岐阜県)、三木、若桜の3鉄道。いずれも利用者減などによる経営難が深刻で、若桜鉄道は「基金の枯渇問題が存続議論の契機となった」。ほかに、いすみ鉄道(千葉県)は「存続、廃止など、今後のあり方について議論されている」と答えた。 すでに、05年には高千穂鉄道(宮崎県)が経営を断念。北海道ちくほ高原鉄道や、神岡鉄道(岐阜、富山県)も06年、廃止された。(2007.01.15 朝日新聞記事) ◆知事に事業計画案◆ 再開支援・PR協力訴え 05年の台風で壊滅的被害を受けた高千穂鉄道(TR)の後継会社として運行再開を目指している「神話高千穂トロッコ鉄道」の取締役らは5日、県庁で東国原英夫知事と面談し、鉄道事業計画案を手渡したうえで協力を要請した。 TR鉄道の鉄道資産については、大半を沿線3市町に寄付したうえで、3市町が新会社に無償貸与方針が固まっている。取締役らは「知事が『神話を生かした観光振興をする』と言ったことに期待しているが、TRの資産寄付が決まらないと動けない。一日も早く運行を再開できるよう、協力を」と述べ、寄付と無償貸与の早期実現への働きかけを求めた。 また、「運行の許可が下りたら、テレビ番組で鉄道をPRしてほしい」と「宮崎のセールスマン」を自認する知事に頼む場面もあった。同社には県外からも「鉄道に早く乗りたい」との要望や問い合わせが多く寄せられているという。 一方、東国原知事は同社に対し、「まずは(早期再開を目指す)高千穂ー槇峰間で黒字化して結果を出して頂かないと」と要望した。 同社の取締役は、事業計画案の内容はまだ公表できないとしている。(2007.0306 朝日新聞記事) ◆高千穂鉄道の存続を求め陳情書◆ 延岡市長に市民団体 05年秋の台風災害で全線運休が続く高千穂鉄道について、市民団体「高千穂鉄道沿線住民の会」のメンバーが4日、延岡市役所を訪れ、首藤正治市長に「地域の足であり、観光資源としても重要不可欠な高千穂鉄道の全線復旧を求める」とする陳情書を提出した。 陳情書は「交通弱者と呼ばれる子供やお年寄りの足を奪わないで欲しい」など7項目。鉄道の存続や廃止対象路線(延岡ー槇峰)の撤回、延岡ー川水流間の部分運行などを求めている。住民の会は2万7019人分の署名が集まったことを首藤市長に報告。4月中に知事に提出するという。 (2007年4月5日 朝日新聞記事) ■ 神話高千穂鉄道 支援金2億円募集へ 臨時取締役会 最終的に全線開通 ■ 経営を断念した第三セクター高千穂鉄道(TR)に代わって運行再開をを目指す民営新会社「神話高千穂トロッコ鉄道」は1日、臨時取締役会を開き、国土交通省の鉄道事業者の認可を受けるには約2億円の開業資金が必要との認識で一致し、全額を一般から募集することを決めた。当面は高千穂ー日之影温泉(12.4キロ)の運行を優先させ、最終的には延岡までの全線開通も確認した。 支援金2億円はレールや枕木、駅舎などの修復費や車両の車検、人件費などから積算。このうち敷石が流失した日之影温泉駅構内の修復費用だけで約1850万円を見込んでいる。 同社はTRと沿線自治体との合意で、全線の土地や駅舎など鉄道資産の大半が無償貸与されることを受けて、国交省と認可申請の協議を続けているが、開業に向けた資金的な裏付けが必要と指摘を受けていた。 今月中には支援金の募集方法を決めて正式に公表する。佐藤公一社長は「いろんな方から鉄道を復活して欲しいとの声が届き、努力してきた。あと一歩の所まで来ており、皆さんの協力をお願いしたい」と語った。(2007.05.02 朝日新聞記事) ■ 高千穂トロッコ 救いの神求む 枕木2万円 釘1万円 ■ 05年の台風災害で経営を断念した第三セクター高千穂鉄道(TR、宮崎県高千穂町)に代わって運行再開を目指している神話高千穂トロッコ鉄道(同町)は、開業に必要な資金約2億円を一般公募することを決め、21日から募集を始める。運行再開の第一歩としたい考え。 ■ 再開へオーナーを募る ■ 同社は当面、全線50キロ(延岡ー高千穂)のうち被害が少なく観光資源の価値が高い高千穂ー日之影温泉駅(12.4キロ)の再開を計画。2億円は、敷石が流失した日之影温泉駅周辺の地盤整備や車両の改造、駅舎修復費などから積算した。 一般1口5千円を募るほか、オーナー制(枕木1本2万円、レールを固定する犬釘5本1万円、大型鉄橋の塗装1平方メートル当たり2万円)を導入する。オーナーには名前入りプレートを駅に刑事するほか無料乗車などの特典を検討している。 TRからトロッコ社への鉄道資産の移行は、2月にTRと出資者の沿線自治体との合意で土地などの大半を無償貸与する方針が示された。 ただ、TRの個人株主らが無償貸与に反発する可能性もあり、資産の移行がスムーズに進むかは不透明だ。 問い合わせは同社(0982-72-3216) (2007.05.16朝日新聞) ■ 新会社への資産一部譲渡 株式総会決議見送りへ ■ 経営を断念した第三セクターの高千穂鉄道(TR)は18日の取締役会で、2月に沿線自治体と合意した民営新会社「神話高千穂トロッコ鉄道」への鉄道資産の一部譲渡について、28日の株主総会での決議を見送ることを申し合わせた。トロッコ社の事業計画が国に認可される見通しが立っていないためとしている。また廃止届を出した槇峰〜延岡間の踏切施設を撤去する方針も決めた。 TRの内倉信吾社長(高千穂町長)らが取締役会後の会見で発表した。 2月の合意では、高千穂〜槇峰間(約21キロ)の線路と踏切をトロッコ社に直接譲渡し、他の資産は延岡市と高千穂町、日之影町に寄付。この3市町がトロッコ社に無償貸与する方針で、TRの6月の定例株主総会で正式決議する計画だった。 小川修一専務は、トロッコ社が国土交通省から認可には資金的な裏付けが必要だと指摘を受けていることを挙げ、「認可のメドが立っているとは思えない。現時点では決議は見送らざるを得ない」と説明。トロッコ社の支援金公募についても「(開始から)20日以上たったが、目標額の1割にも満たない状況では資金面でも不安だ」と語った。今後、国交省の認可の見通しが得られた段階で、臨時株主総会を開き 対応するとしている。 また、槇峰〜延岡間の踏切施設は、車両の通行に支障があると住民から指摘があり、同区間の廃止が確定する9月6日以降に信号機や踏切内のレールを撤去する方針。 一方、トロッコ社の原田宗慶取締役は決議見送りについて、「残念。今後も開業に向けて努力していく」と語った。一般公募で約4500万円の増資を計画しており、29日の株主総会で正式に決める。現在の資本金は5220万円。一口2万円で上限は200万円。増資で資金力の強化を図りたいとしている。(2007.06.19 朝日新聞記事) ■ 高千穂線復活願い募金箱 高千穂鉄道(TR)に代わって運行再開を目指す民営新会社「神話高千穂トロッコ鉄道」の開業に向けた支援募金を手助けしようと、「高千穂線沿線住民の会」が24日、延岡市内で募金箱作りを始めた。500個を作製し、県内外の飲食店や事業所に設置の協力を求めるという。 募金箱のデザインは日之影町出身の漫画家赤星たみこさんが担当した。高千穂鉄道のイラストがカラーで描かれ、同社が5月21日から公募を始めた支援金の送金方法なども書かれている。 沿線出身のミュージシャンが高千穂線復活を訴えて5月に開いたチャリティーコンサートの収益を作製費用に充てる。 沿線住民の会から募金箱構想を持ちかけられたトロッコ社も、23日の取締役会で共同で進めることを決めた。沿線住民の会の松本幸三会長(57)は「(廃線までの)期限が残っており、支援の輪を広げることが大事。多くの人に関心をもってもらい、募金活動に弾みをつけたい」と話している。 募金は2億円が目標で、19日現在で約1700万円になった。問い合わせはトロッコ社(0982-72-3216)へ。 (200706.25 朝日新聞記事) ■ 知事、北海道でDMV試乗へ ■ 高千穂線導入の実現性検証 東国原英夫知事は、線路と車道の両方走れるデュアル・モード・ビーグル(DMV)に試乗するため、北海道小清水町を訪問する。DMVについては、05年9月の台風災害で運行が停止している第三セクター高千穂鉄道を引き継ぐ民営新会社「神話高千穂トロッコ鉄道」が導入を視野に入れている。知事は、実現性を自ら検証したうえで、導入の後押しをしたい考えだ。 東国原知事は県議会6月定例会で、「県としてはお金の支援をする考えはない」と明言したうえで、運行再開に向けて自身の知名度を生かしたPR活動をしていくと表明した。今回の試乗については、「導入できるかどうかは分からないが、導入できるとなれば業者を紹介したり、誘致したり色々できると思う」と話している。 DMVはJR北海道が開発し、今年4月から釧網(せんもう)線で試験的に営業運転をしている。定員は16人と少ないが、車両価格は約1500万円〜2000万円程度で、従来の車両の6分の1以下という。 (2007.06.29 朝日新聞) ■ 私たちの命、高千穂線 ■ 平成17年9月6日、宮崎県を襲った台風14号は、県内で未曾有の大災害をもたらしました。県北でも山が崩れ、五ヶ瀬川が氾濫し、流木を伴った濁流が家々を呑み込みました。台風が過ぎた後の惨状は凄まじく、高千穂線では橋脚2本が流失し、線路は土砂に押し潰されました。同年12月27日、第三セクター高千穂鉄道株式会社(TR)は復旧を諦め、経営を断念しました。私たちは、通勤、通学、通院のための生活鉄道を失い、高千穂町では、秋の行楽シーズンの宿泊予約、約18000人が全てキャンセルになり、町の観光関連業者は途方にくれました。また、延岡市においても、JR日豊本線とTR高千穂線が分断されたことにより、乗降客が激減し延岡市の経済疲弊の一因となりました。 平成18年3月17日、高千穂町から延岡市までの各団体、民間企業は、郷土復興を期して、「神話高千穂トロッコ鉄道株式会社」を立ち上げました。それから今日まで、鉄道事業者としての認可をえるために、国土交通省、九州運輸局、TRをはじめ、各団体との息を詰めた折衝を粘り強く行ってきました。しかし、相手があっての折衝ごとということもあり、情報の公開を自己規制してきたことが、沿線住民の皆様及び県民の皆様に多くの誤解と、不安と、不信感を与えてしまうことになりました。 平成19年9月5日、高千穂駅から槇峰駅間(20.9km)の休止期間が終了し、翌9月6日には、槇峰駅から延岡駅間(29.1km)の廃止が決定されます。この日を目前に控え、沿線住民の皆様との対話を重ねて来た結果、やはり高千穂線を甦らせるには、情報を共有し、共に歩んでいくことが必要だと改めて気づきました。これからは積極的に情報公開を進めてまいります。 県内随一の観光地、高千穂には年間およそ110万人の観光客が訪れます。しかし、隣県の阿蘇・高森には年間1700万人を超える観光客が訪れてあり、南阿蘇鉄道株式会社はDMV(線路と道路の両方を走る車両)の試験導入を決定しています。高千穂と、この阿蘇を結び、延岡へ、宮崎県土へ観光客を誘うということが、一方での高千穂線の大きな役割だと思います。 高千穂線を復活させ、渓谷を走るその魅力を発信することが、ご支援を戴いております全国の皆様への恩返しになると思います。私たちは、高千穂駅から槇峰駅間の復旧に全力を尽くし、その後、槇峰駅から延岡駅間の復旧を目指します。必ず、全国に誇れるような鉄道を創りあげて行きます。何卒、これまで以上のご協力と、ご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。 平成19年7月19日 神話高千穂トロッコ鉄道株式会社 代表取締役 興梠 亘 (2007.07.19 夕刊デイリー 広告) 高千穂線全線復活に懸ける熱望県民会議発足 高千穂線全線復活熱望県民会議とは? ”住民主体の地域づくり”に県民と行政当局がどう連携・協力し、どのように目的(高千穂線復活)を達成していくかという意義に共感し、熱い心をもって高千穂線全線復活を支援する個人と団体の集まりです。 熱望県民会議 議長挨拶 〜失って初めてわかった鉄道のありがたさ〜 2005年の台風14号以来、鉄道は通らなくなり、私が住んでいる日之影の町は急速に寂れていきました。お年寄りや高校生は突然、通院通学の足を奪われました。日之影の中心である温泉駅のお客様は激減し、空き家ばかりが目立ち、人通りもなく、このままでは街が消滅してしまうかのようです。災害のあまりの大きさに鉄道再開は無理だろうと諦めていましたが、鉄道が走らないことでこんなにも町が疲弊してしまうとは思いもよりませんでした。 鉄道再開を願っていろんなイベントや署名集めをしてきましたが、やはり全線復活への道は神話高千穂トロッコ鉄道を支援し、成功させることだと思います。そのためには住民みんなで盛り上げていかなければなりません。今までにはない、これからの新しい形の鉄道をみんなで作っていきましょう。 〜ぜひ、熱望県民会議にご参加ください〜 「ある日、突然の災害によって、永年その地域で大切にしていたものが失われる。自治体はその後、復旧を断念するが、住民は諦められない。民間有志が立ち上がり、なんとかしようと懸命の努力をする。応援する住民と対応を考える自治体…。」このような展開は、県内、国内どこにでも起こりうることです。宮崎県の皆さん、「高千穂線復活」の取組みに、ご注目下さい。手をつないで下さい。ご支援下さい。そして熱望県民会議にご参加下さい。貴方と貴団体のお申し込みをお待ちしています。支えあい、応援し合う、新しい宮崎の風土を創り出しましょう。 平成19年7月19日 高千穂線全線復活熱望県民会議 議長 粟田 利枝 (2007.07.19 夕刊デイリー 広告) 「高千穂線」復活支援総決起大会 《ご参加のお願い・ご案内》 大会主催:延岡観光協会 会長 田丸眞 この度、延岡観光協会では、高千穂線全線復活熱望県民会議の一員として、「神話高千穂トロッコ鉄道梶vの高千穂線復活事業に対して、全面的な支援を行うこととなりました。高千穂線の全線復活(高千穂〜延岡間)は、県北の広域観光浮揚および充実には不可欠な条件であり、また沿線住民にとりましても、必要欠くべからざる交通手段であります。つきましては、「高千穂線復活支援総決起大会」を右記のとおり開催いたします。何卒、趣旨ご理解賜りお誘い合わせの上、皆様多数のご参加をお願い申し上げます。 日時 平成19年7月22日(日) 午後2時〜4時 会場 野口記念館 内容 @ 高千穂線乗車擬似体験(スクリーン上映) A 高千穂線全線復活の意義確認 B 全線復活に必要な条件確保に向けての課題と支援協力 C 応援メッセージ D 高千穂線応援歌「ガンバレ僕らの高千穂線」を歌おう 高千穂線全線復活熱望県民会議 TEL.0982-73-1213 現在加盟している参加団体:延岡観光協会、延岡商工会議所、高千穂線を残そう延岡市民の会、北方町商工会、高千穂線を残そう北方干支の会、じっとしちょ連(東京)、じっとしちょ連in日之影、日之影町八戸婦人部、山参会、宮崎ふるさと高千穂会、ひむかの砂浜復元ネットワーク、宮崎の自然と未来を守る会、NPO法人 天岩戸自然学校、アースデイ宮崎、太陽光・風力発電トラスト、NPO法人 (市民ソーラー・宮崎)、NPO法人 赤江浜を守る会、NPO H−imagin、高千穂町観光協会、高千穂町商工会、神話高千穂トロッコ鉄道株式会社 (2007.07.19 夕刊デイリー 広告) ■ 神話高千穂トロッコ鉄道 ■ 数億円寄付の意向 黒川紀章氏「再建に協力」 05年の台風災害で全線運休が続く高千穂鉄道について、建築家で共生新党党首の黒川紀章氏は31日、朝日新聞の取材に答え、同線の運行再開を目指している民営会社「神話高千穂トロッコ鉄道」に対し、「数億円の寄付をしたい」との意向を表明した。同社は開業に必要な資金として2億円の公募を5月に始めたが、現在までの募金額は約3千万円で目標達成が危ぶまれている。 同社の幹部と黒川氏の代理人らが1日に宮崎市内で会い、具体的な支援について話し合う。 同社によると、黒川氏の代理人らが7月27日に来社し、支援を申し出たという。同社は30日の臨時取締役会で、支援を受ける方針を確認。黒川氏は「自分の財産を社会貢献に使いたい」としており、経営に参画する意思はないという。興梠亘社長は「本当にありがたい話。早く黒川氏と話をしたい」と喜んでいる。 黒川氏は選挙中の7月22日、宮崎選挙区の党公認候補の応援で来県。街頭演説で地方観光の再建を訴え、高千穂鉄道と宮崎市の 青島について「再生のために私財を投入する」と公約していた。 黒川氏は31日に朝日新聞の電話取材に応じ、「地元の希望する金額を全額出資する。地元が立てた再建計画に協力したい」と話した。 (2007.08.01 朝日新聞記事) ■ TRに休止期限延長要請 ■ 高千穂線の運行再開を目指している神話高千穂トロッコ鉄道は17日、高千穂鉄道に対し、国土交通省に届けている高千穂ー槇峰間の休止期限の延長を要請した。期限内にトロッコ社が鉄道事業者として認可される見通しが厳しいためで、TRは要請に応じる姿勢を示した。 高千穂役場で興梠社から期限延長の要請を受けた内倉社長は「期限が迫り、心配していた。(TRの)清算事務に支障がない範囲で延長を検討したい」と述べた。県や沿線自治体とも協議したうえ、30日の取締役会で対応を決め、国交省に申請する。TRによると、会社清算の都合上、延長は12月末が限度という。 トロッコ社は今年2月以来、同区間の許可申請に向けた手続きを進めているが、資金計画や需要予測で国交省との協議が難航。2億円が目標の開業資金の募金もまだ約3200万円にとどまっている。一方、建築家で共生新党党首の黒川記章氏が多額の寄付を申し出ている件では、黒川氏との面談の日程調整がついておらず、金額などを詰め切れていないという。 (2007.08.18 朝日新聞記事) ■ 高千穂線の一部廃線確定 沿線住民「あきらめぬ」 TR、鉄橋・踏切施設撤去へ ■ 全線再開を目指している高千穂線の延岡ー槇峰駅間の事実上の廃線が決まった。30日に開かれた高千穂鉄道(社長=内倉信吾・高千穂町長、TR)の取締役会で、高千穂ー槇峰駅間のみ休止期限の延長が決まり、延岡への鉄路再開の望みは絶たれた形となった。沿線住民からは「まだあきらめない」との声が上がる一方、TRは同区間の鉄橋や踏切施設の撤去を早急に始める考えを示した。 取締役会後の記者会見で小川修一専務は、延岡ー槇峰駅間の廃線決定を受けて、延岡市北方町の曽木川鉄橋(69m)の撤去を検討していることを明らかにした。台風5号では曽木川がはんらん。鉄橋の橋脚に流木が大量に引っかかり、あふれ出た濁流が曽木地区に流れ込んで24世帯が床上浸水被害を受けた。地元住民から撤去の要望があり、「早急に撤去する方向で検討する」という。 また、踏切施設についても車両の通行に支障があると住民から指摘があり、警報機や踏切内のレールを撤去する方針。交通量の多い箇所から始めるという。 一方、全線再開の運動を続ける沿線住民は廃線確定について、冷静に受け止めた。沿線住民らでつくる高千穂線全線復活熱望県民会議の粟田利枝議長は「想定内のことで、これであきらめたわけではない。長期戦で運動を続けたい」と話す。今後、TRに対して廃止期限延長と踏切施設の撤去延期を申し入れる考えだ。 ただ、廃線が確定しても、TRに代わって運行再開を目指す神話高千穂トロッコ鉄道が、新規に事業申請を国土交通省に提出すれば、鉄路存続の可能性も残る。 同社は現在、高千穂ー槇峰駅間の鉄道事業の譲渡・譲受を優先して、国交省と許可申請に向けた手続きを進めているが、資金難や需要予測で協議は難航している。興梠亘社長は「まずは休止区間の認可を受けるのが先決。認可後に、なるべく早く廃止区間についてもメドを立てたい」と話している。 (2007.08.31 朝日新聞記事) ■ 高千穂鉄道 延岡-槇峰間 廃線が確定 ■ 住民「復活への出発日に」 経営を断念した第三セクター、高千穂鉄道(TR)延岡-槇峰間の廃線が6日、確定した。台風災害による全線運休から2年。沿線住民は後継の民営会社、神話高千穂トロッコ鉄道に再開の望みを託したが、休止期限が延長された残りの槇峰-高千穂間も資金難など課題は多い。同区間の猶予期限を12月末に控え、鉄路が再び開かれるのか正念場を迎える。 「可能性がゼロでない限り(全線再開を)あきらめない。施設の撤去には配慮してほしい」 沿線住民らでつくる高千穂線全線復活熱望県民会議のメンバー数人が6日、延岡市役所を訪れ、首藤正治市長に訴えた。 同線は05年9月の台風14号で鉄橋が流されるなどし、全面運休に追い込まれた。延岡-槇峰間(29キロ)は昨年9月に国土交通省に廃止届けが出され、猶予期限の6日に自動的に廃線に。これを受けTRは延岡市北方町の曽木川鉄橋を撤去する方針を示している。 トロッコ鉄道幹部とともに県や沿線自治体を回って同区間の鉄道施設の保全を要請した県民会議の早樋仁さん(47)は、「運転再開は住民の悲願。きょうを復活へ向けた出発点の日としたい」と語気を強めた。 □ 資金 □ 全線再開をを目指すトロッコ鉄道は、観光資源として価値の高い槇峰-高千穂間(21キロ)を優先して国交省と許可申請に向けた手続きを進めるが、資金計画や需要予測で協議は難航。いまだ許可は下りていない。 同社は開業に必要な資金と2億円の公募を始めたが、現在までの募金額は約3600万円と目標にほど遠い。「運休から2年がたち、関心が薄らいだかも」と興梠亘社長は頭を抱える。 TRとの鉄道資産の譲渡交渉が長引いたことも影響した。同社は昨年3月、地元観光業者などを中心に設立。翌月にはTRに資産譲渡を要請した。だが、譲渡の際に双方に多額の課税ががかかることが判明し、交渉は難航した。 結局、自治体を経由して資産を無償貸与することで合意したのは、今年2月のことだった。 □ 集客 □ トロッコ鉄道は、秋の紅葉シーズンを控え、早ければ11月に休止区間のうち被害が少ない高千穂-日之影温泉間(12.4キロ)を再開したい構えだ。レールが流失した日之影温泉駅構内の補修などに必要な約2200万円は、現在の募金額でも十分賄えると見込む。 だが、国交省の見方は厳しい。同省幹線鉄道課は「開業に必要な資金が集まったから許可するのではない。赤字も想定した長期的な資金需要が確保されなければならない」と説明。事業計画案の見直しを求めている。 一方、同社は、「黒字化は可能」と強気だ。年間7千万円余の赤字を出していたTRに比べ、従業員を33人から11人に削減。車両も4、5台に半減し、便数も半分の7往復に減らす計画。旅行会社との連携も強め、人気の高いトロッコ列車を増発することで集客増を図る狙いだ。 来週中には認可に向けた「最終的な詰めの協議」(同社幹部)に入ると意気込むが、与えられた猶予は4ヶ月弱。興梠社長は「沿線住民とも協力し、住民の足と観光を両立させながら地域鉄道として復活を図りたい」と話している。 (2007.09.07 朝日新聞) ■ トロッコ社に210万円廃線区間の住民寄付 ■ 「全線復活あきらめない」 「全線復活をあきらめない」-。高千穂線の運行再開を目指している神話高千穂トロッコ鉄道に14日、延岡市北方町の住民代表から約210万円の支援金が贈られた。同町は今月6日に廃線が確定した区間の沿線にあたるが、町内の6割近い世帯が支援金募集に賛同。今後も同社への支援活動を続けるという。 全線再開運動に取り組む「高千穂鉄道を守ろう北方干支の会」(早樋仁代表)が同町区長会を通じて、町内の全1534世帯に支援金を募った。区長らが手分けして各世帯を回り、1ヶ月で837世帯が応じてくれたという。 早樋代表は「廃線が確定しても、再開を断念していないという住民の気持ちを表したかった。この行動を復活に向けた起爆剤にしたい」と話した。興梠亘社長は「申し出に感謝します。住民の皆さんと一緒に全線復活に努力します」と感謝していた。 (2007.09.15 朝日新聞) ■ 神話高千穂鉄道トロッコ鉄道 猶予残り3カ月 ■ 黒川氏の支援実現期待 鉄道を観光資源に集客 経営を断念した高千穂鉄道(TR)に代わって運行再開を目指す神話高千穂トロッコ鉄道が、窮地に立たされている。休止期間が延長された高千穂-槇峰間について、資金確保や事業計画を国土交通省と協議中だが、今のところ大きな進展は見られない。同区間の猶予期間が12月末に迫る中、興梠亘社長に現状を聞いた。 - 目標2億円の支援金募集はできそうですか。 「これまでに寄せられた支援金は約3800万円。現状では厳しいが(多額の寄付を申し出ている建築家の)黒川紀章氏との話がまとまれば、大いに期待できる。10月中には面会が実現できると思う」 - 具体的な事業計画を教えて下さい。 「社員11人(TRより23人減)で、車両数はトロッコ列車を含め5両(同4量減)。まず日之影温泉駅構内の復旧工事を行い、当面は高千穂-日之影温泉駅間の運行再開に全力を尽くす。1日7往復14本のダイヤで、運賃はTRを踏襲する。年間の需要予測は学生3万8千人、沿線住民3500人、観光客6万8500人の計11万人を見込んでいる」 「同区間は台風被害が少なく、日之影温泉駅構内の復旧工事費を含め、ざっと2500万円で列車の運行が可能になり、現時点での支援金額でも賄える。年間800万〜1千万円の黒字を目標にしており、その収益や黒川氏の支援を得ながら、約1億8千万円が見込まれる槇峰駅までの復旧工事費に充てたい」 - 少子化などのよる乗客減で、鉄道経営は課題山積ですが、方策は。 「ポイントカードを導入し、20回利用してもらえば、1回の乗車が無料になる制度など利用者減を食い止める施策を考えている。また、高千穂町観光協会とも連携して、高千穂峡の遊覧ボートとセットにしたツアーなど、域内の観光資源を生かした「ルート観光」づくりを進めて、誘客につなげたい。 - 認可に向けた国交省との協議が厳しいと聞きます。 「日程は調整中ですが、近々、事業計画に対する同省のヒアリングがあります。休止期間が迫っており不具合箇所を指摘されれば早急に見直す。認可後、復旧工事に着工すれば、四十数日で運行再開が可能で、10月中には一定の方向性が見えてくると思う」 - 沿線の各地域で住民説明会を開いています。どんな鉄道に育てたいですか。 「高千穂線は宮崎県の宝です。鉄道を観光資源の一つとしてとらえ、トロッコ列車内に地元芸能やイベントを取り込み、観光客を中心に学生や沿線住民が安心して乗れる鉄道にしたい。失ってしまえば、もう取り戻せない。皆さんの支援をお願いします」 (2007.10.01 朝日新聞) ■ 故黒川氏側の資金断念 ■ 取締役会 事業継続は確認 高千穂鉄道(TR)の代わり、高千穂線の運行再開を目指す神話高千穂トロッコ鉄道の興梠亘社長は23日、資金援助の意向を示していた建築家の黒川紀章氏の事務所側から、資金援助を取りやめると回答があったことを明らかにした。ただ、同社の事業計画に関して事務所側がコンサルタント業務で支援を続ける意向を表明。同日開かれた取締役会で、運行再開に向けた事業の継続を確認した。 取締役会後の記者会見で明らかにした。 黒川氏は7月末、代理人を通じて同社に支援を申し出ていた。同氏の死去後の19日、トロッコ社の幹部3人が東京都内の黒川紀章建築都市設計事務所を訪れ、幹部と面談。事務所側は資金援助について、「黒川個人の申し出であって、事務所としては考えていない」と回答したという。 ただ、事務所側は「トロッコ社支援の方針は黒川氏の遺志なので支援は続ける」と述べ、同社の事業計画のプランニングなどで助言することが提案されたいう。具体的には集客を図るためのアイデアや需要予測の試算さどを想定している。 一方、国土交通省との鉄道事業認可にむけた協議について、今月5日のヒアリングで事業計画の見直しを求められたことを明らかにした。資金計画の不備や、同社が示した運行経費、需要予測などの収支計画の根拠が不明確と指摘されたという。 今後、同社は黒川事務所のソフト面での支援を受けながら、新たな事業計画を策定する方針。同社幹部は「信頼性、発展性のある計画を練り直して、支援者に示したい」と述べ、開業に必要な資金を確保するために増資する方針を示した。30日に臨時株主総会を開き、承認を得たい考えだ。 興梠社長は「(援助が白紙になり)厳しい状況に変わりはないが、黒川事務所のコンサルタントを受けながら、しっかりした事業計画を作って再出発したい」と述べた。 (2007.10.24 朝日新聞) ■ 高千穂線県民会議 関係者会議 国に嘆願 高千穂線の全線再開を目指して、民営新会社の神話高千穂トロッコ鉄道を支援している沿線住民らでつくる、高千穂線全線復活熱望県民会議(粟田利枝議長)は20日、国土交通省を訪れ、路線存続を協議する関係団体による会議開催を求める嘆願書を提出した。 同会議の藤木哲郎さん(31)らのメンバー6人が国交賞鉄道局で、「地域住民の暮らしと観光文化を守り、一日も早く高千穂線復旧の施策を講じてほおしい」と訴えた。 嘆願書は、代替バスでは起伏が激しいカーブが続き、高齢者には体力的に厳しく、運賃も高いと指摘。高千穂町内の観光客消費額も、運休前に比べて1億3600万円減少し、過疎化に拍車をかけていると訴える。その上で、路線存続に向けて国交賞、県、高千穂鉄道、神話高千穂トロッコ鉄道、沿線自治体、同会議による会議を求めている。 (2007.11.21 朝日新聞) ■ 延岡・北方町で沿線住民が草刈 高千穂線再開へ「できることを」 高千穂線の全線再開を願う沿線住民らが24日、延岡市北方町の川水流駅周辺で草刈をした。線路にはセイタカアワタチソウやカズラが生い茂り、レールが見えないほど。50人ほどが午前9時から2時間ほどかけて、周辺の300メートルで草刈をして汗を流した。 宮崎市から来た高千穂町出身の藤野芳晃さん(77)は「高千穂線は地域住民の大切な足、今のうちに草刈をしておかないと線路がぼろぼろになる。資金が無ければ、体を使って、できることをしていかないと」と話していた。 午後からは同駅のプラットホームをステージに、地元出身者らでつくる「井上ファミリーバンド」のミニコンサートも開かれ、高千穂線を応援するオリジナルソングを熱唱した。(2007.11.25 朝日新聞) ■「高千穂鉄道」廃線確実に■ 後継会社を清算の方針 05年の台風災害で全線運休が続く第産セクター高千穂鉄道(TR、宮崎県高千穂町)に代わり、運行再開を目指してきた民営新会社、神話高千穂トロッコ鉄道(同町)は、資金不足などから会社を清算する見通しとなった。最大出資者の高千穂町観光協会が29日、理事会を開き、清算を株主総会に諮る方針を決めた。これで運行再開は絶望的となり、全線の廃止が確実になった。 観光協会はこれ以上、同社を支援しても資金調達のめどが立たず、国から鉄道事業者の認可を得るのは厳しいと判断。全会一致で会社清算の提案を決めた。興梠亘社長、「協会の総意を重く受け止める。株主総会に諮った上で正式に進退を決めたい」と述べた。 新会社は06年3月、高千穂町の観光協会や商工会など29の団体・個人が出資して設立された。今年2月、TRに出資する県や沿線自治体との間で、線路などの鉄道資産を無償(一部は譲渡)で借り受けることで合意した。 全線50キロのうち、台風被害が少なく、観光路線として価値の高い高千穂-槇峰間(21キロ)の部分再開を目指した。開業資金として2億円の支援金を募ってきたが、募金額は約4千万円にとどまっている。 新会社が清算されれば、同区間の休止期限が切れる12月27日までに、新たに事業を引き継ぐ会社が現れない限り、運行再開の道は絶たれるが、めどはないという。鉄道事業者として認可されているTRが、同日以降に廃線を届け出る方針だ。 TRは89年4月、JR九州高千穂線を県などが出資する三セク方式に転換して運行を開始。05年9月の台風14号で全線運休し、同年12月に経営を断念した。延岡-槇峰間(29キロ)は今年9月に廃線となった。 (2007.11.30 朝日新聞) ■ 高千穂線再開絶望 ■ やはり無理か-。高千穂線の運行再開を目指す新会社「神話高千穂トロッコ鉄道」の大株主、高千穂町観光協会が新会社に対して会社清算の提案を決めた29日、支援団体の間にはあきらめの雰囲気が漂った。新会社は17日の臨時株主総会で、観光目的に特化した新方法の検討を明らかにしたばかり。新しい選択肢を探す住民らには大きな「障壁」となった。 新会社の設立時から支援してきたという松田勝則県議(延岡市区)は「まだ時間はある。鉄道を残したいという地元住民の願いをかなえるためにも、受け皿を探したい」と語った。 松田県議の知人が経営する東京の経営コンサルタント会社を、新会社に紹介したのは今年10月。コンサルタント会社は、観光に限定した「特定目的鉄道」での事業申請や、株式公開して投資家から資金を集める方法などを新会社に提案した。「あらゆる手を尽くして、再開させたかった」と松田県議。だが、「町観光協会の役員らは及び腰だった」と漏らす。 沿線住民らでつくる「高千穂線全線復活熱望県民会議」は28日、コンサル会社の代表者を招き、鉄道施設を「公園化」する案の説明を受けたばかりだった。資金難で国交省からの認可が厳しいため、線路を「公園」と位置づけて列車を「遊具」として走らせようという狙いで、地元住民ら十数人が参加した。 代表者の説明では、高千穂鉄道が資産を沿線自治体に寄付。その後、自治体が線路(高千穂-天岩戸間)を「公園」に指定し、その公園の指定管理者に新会社を指名、列車を走らせる構想だ。同会議の粟田利枝議長(53)は「新たな後継企業が現れるまで現状を維持してほしい」と願う。 延岡市北方町の「高千穂線を守ろう北方干支の会」は募金活動で集めた約210万円を新会社に寄付した。同会の早樋仁代表(47)は、「コンサル会社の提案をもう一度聞いて、判断してもよいのではないか」。 だが、新会社の経営に携わる企業からは「予想の範囲内」との声も。 設立時に約200万円を出資した高千穂町の高千穂酒造は「観光協会は旗振り役だっただけに残念。再開後に経営を黒字化することなど難題も多く、仕方ないのかもしれない」。新会社で役員を務める、延岡市の菓子店「虎屋」の上田耕市社長は「観光協会の方針は予想はしていた。認可の見通しが厳しいのは事実。資金調達の面など、反省すべき点は多かったと思う」と振り返った。(2007.11.30 朝日新聞) ■ 体制・資金これから ■ 「高千穂鉄道」一転存続へ 再開を望む住民ら安堵 「新体制で再スタートを切ってほしい」。最大出資者から会社清算の「引導」を渡された神話高千穂トロッコ鉄道。興梠亘社長は10日、会社存続を決め、苦渋の表情を見せた。発行済株式ベースで9割近くの出資者が資金を引き揚げる中での決定。支援者からは、鉄道施設を「遊園地化」して列車を走らせる構想が出るなど、新たな模索が始まった。 高千穂観光協会であった記者会見で、退任を表明した興梠社長は「私の力が足りなかった。役員の中に会社を残したいという声があり、存続を決めた」と話した。 新会社は今後、未払い費用の清算に入り、来年1月には株主に提示し、了承を得る方針。撤退を表明した出資者への払い戻しは1800万円に上るとみられ、資本金は約200万円に減少する見込み。未払い費用の清算手続きを終えた後、興梠社長を含め、大半の役員は退任する見通し。 ただ、新体制の人選についてはまだ決まっていない。記者の質問には「清算の手続きが終わってから」との一点張りで、今後、どういった形で鉄路を再開するのか、具体的な方針は示さなかった。 会社の資金が減少することで、資金確保が課題になる。ある役員は「支援金(約4千万円)を株式に組み込むか、増資を検討することになるのではないか」と話した。 新会社の存続について、沿線住民らでつくる高千穂線全線復活熱望県民会議の粟田利枝議長(53)は安堵の表情を見せた。「新体制では地元の協力や支援を得ることが重要。沿線住民参加型の鉄道づくりをしてほしい」と注文をつけた。 「支援を裏切らないで」。同日午前10時半、株主総会が開かれた観光協会には、延岡市北方町の「高千穂線を守ろう北方干支の会」のメンバー二十数人がマイクロバスで乗りつけ、シュプレヒコールを上げた。 メンバーの住職荒木野文男さん(52)は「鉄道には愛着があるので、会社が残ることになってうれしい」と会社存続を喜んだ。ただ、「大株主の観光協会が会社から離れてしまい、資金面で不安もある。新体制はあらゆる手段で会社を立て直して欲しい」と願う。 「まずはトロッコ列車を」 地元出身作家と漫画家 ふるさとの鉄道を絶やすまい--。この日の株主総会で、決意を新たにした人たちもいた。 高千穂町出身の作家高山文彦さん(49)=東京都世田谷区=と、日之影町出身の漫画家赤星たみこさん(50)=千葉県八街市。一部でアイデアが出ている、線路を「公園」と位置づけ、列車を「遊具」として走らせる「公園化」計画に2人は賛同。「観光用でも、まずはトロッコ列車が運行を再開できるようにしたい」と語った。 2人は神話高千穂トロッコ鉄道の株主。同社の清算、高千穂鉄道の廃線という「危機」に、総会へ駆けつけた。 最大出資者の高千穂町観光協会や同町商工会などの同社からの「撤退」も、「やる気のある人だけが残って風通しが良くなる」とはとらえるが、会社の新しい体制や資金繰りは」まったくの白紙。すべてはこれから」と口をそろえた。 課題は、やはり資金面。2億円を目標にした支援金集めも、寄せられた募金額は約4千万円。大株主らの撤退後に残る同社の資本金は数百万円程度になる見込みだ。「これまでは募金の呼びかけも不十分だった。何とか資金を集めたい」(2007.12.11 朝日新聞) ■ TR廃止届 ■ 撤去、年明け着手へ 27日に廃止届が出され、全線廃止が確実な情勢となった高千穂鉄道(TR)。年明けからは踏切施設の一部撤去も予定される一方、列車を「遊具」として走らせる計画も浮上している。 TRの内倉信吾社長(高千穂町長)と小川修一専務が同日午後、九州運輸局鉄道部(福岡市)を訪れ、廃止届けを提出。内倉社長は「長年多くの人に親しまれた鉄道で、心情的には寂しいが、運休から2年が経過したのも事実。今後も代替バスの充実に取り組んでいく」と話した。TRは今後、交通に支障があると住民から指摘されている踏切施設や鉄橋の撤去に着手。09年03月までに会社清算を終えたいという。(2007.12.28 朝日新聞) ■ 「公園化」計画 今月中に策定 ■ 高千穂鉄道の運行再開を目指して設立された神話高千穂トロッコ鉄道(高千穂)の高山文彦社長=東京都世田谷区=は31日、就任後初めて地元記者との懇談に応じ、同社が進める「鉄道公園化」構想について、2月中には事業計画を策定すると述べた。 高山社長は、列車を遊具として走らせる公園化計画について、当面は高千穂町内で実現させた後、日之影町、延岡市に段階的に拡大すると説明。資金調達のため、3月中旬に増資を募るほか、全国から寄せられて支援金(約4千万円)の株式化を、応募者に要請したという。 社長就任については、「(前経営陣は)会社としての機能を果たせず、住民への説明も不十分だった」と語り、「住民の鉄道への関心がなくなることに危機感を感じ、局面を変えたいと思い、引き受けた」と述べた。(2008.02.01 朝日新聞) ◎神話高千穂トロッコ鉄道の新しく社長に就任した高山文彦(ノンフィクション作家)はこんな人 ハンセン病と闘いながら逝った作家北条民雄を描いた「火花」で、 2000年に大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞 主な著書 松本治一郎と部落開放運動の100年『水平記』(新潮社) 高千穂に伝わる天孫降臨神話と鬼伝説の謎・・・『鬼降る森』(幻戯書房) 神戸・酒鬼薔薇事件を追った「『少年A』14歳の肖像」(新潮社)、 白神山地や高千穂を描いた「水の森」(中央公論新社) ほか多数 http://www15.ocn.ne.jp/~inaba/takayama.htm ■ トロッコ鉄道「愛される名前つけて」 ■ 神話高千穂トロッコ鉄道(高千穂町)は20日、新しい社名の一般公募を始めた。新経営陣で再スタートしたことで、改名に踏み切ることにした。3月4日まで。「多くの人に愛される名前を」と呼びかけている。 同社は、列車を遊具てして走らせる公園化を検討。区間は当初の高千穂ー天岩戸間(2.1キロ)から高千穂ー日之影温泉駅(12.4キロ)に伸長する考えで、「公園であれば、鉄道事業法に基づく国の認可が必要ない」としている。3月中旬にも増資を募る方針で、新社名の公募も計画の認知度向上の一環だ。 応募作品の中から採用者には、トロッコ列車の運転体験や1年間乗り放題チケット、旅館宿泊券などが贈られる。発表は3月15日。 応募は、はがきに新社名、名前、住所、電話番号を記入し、同社(〒882ー1101高千穂町三田井1444-1)へ郵送。 同社ホームページ(http:www.torokko.jp)でも応募フォームがある。 問い合わせは同社(0982-72-3216)へ。(2008.02.24 朝日新聞) ■ トロッコ鉄道 新会社名「あまてらす」 当面はイベント会社に ■ 神話高千穂トロッコ鉄道(高山文彦社長)の役員らが15日、高千穂町内で会合を開き、社名を「高千穂あまてらす鉄道」に変更することに決めた。新経営陣で再スタートしたことで、改名に踏み切った。また高山社長は「鉄道公園化」構想について、「(当面は)イベント会社に徹する」として、鉄道事業は将来的な展望であるとの見解を示した。 新会社は461件寄せられた公募作品の中から、エッセイストの酒井順子さんら選考委員が選んだ。酒井さんは「天孫降臨の地へとつながる一筋のレールというイメージで選んだ」と寸評した。4月から変更する。 一方、同社は事業計画について、2月中の策定を目指していたが、支援を受けていたコンサルタント会社(東京都)と「事業方針を巡り、信頼関係が崩れた」(高山社長)として、契約を破棄。策定を6月の定時株主総会まで延期すると発表した。高山社長は「地元住民との議論を重ね、(高千穂線跡地を)人の集まる場として有効活用を図りたい」と話した。 同社は、列車を遊具として走らせる公園化を検討。高千穂町内で実現させた後、日之影町、延岡市に段階的に拡大するとしている。(2008.03.16 朝日新聞) ■ トロッコ委託「白紙の状態」 公園化構想で町長 ■ 高千穂町の内倉信吾町長(高千穂鉄道社長)は18日、廃線後の高千穂鉄道施設を神話高千穂トロッコ鉄道が「公園化」する構想について、「(同社を管理者に委託するかは)白紙の状態」との見解を示した。高千穂線の跡地は廃線後、沿線各自治体に寄付される予定で、同社が管理者として活用する方策を模索している。 町議会の一般質問で谷川秀憲町議の質問に答えた。同社から指定管理者の委託要請を受けているのかとの質問に、内倉町長は正式な要請はないとした上で、「(公園化)構想は同社の一方的な考えであり、今後どのように活用するかは財政面など様々な角度から検討したい」と答えた。 また、公園化構想について「選択肢の一つではあるが、新たな支出を伴う施設を造るのは財政的にも厳しい」とも話した。 (2008.03.19 朝日新聞) ■ 高千穂鉄道施設保存求め要望書 あまてらす鉄道 高千穂あまてらす鉄道(高山文彦社長、4月1日付で神話高千穂トロッコ鉄道から社名変更)は5日、清算手続中の高千穂鉄道(TR)の鉄道施設の保存を求める要望書をTRの内倉信吾社長(高千穂町長)に提出した。内倉社長は「取締役会に諮った上で回答したい」と述べるにとどめた。 要望書は「高千穂線廃止後も施設を保存し、多様な形で『鉄道公園』として展開したい」と主張。高千穂線を有効活用し、沿線住民の活力を引き出すためとして、高千穂ー日之影温泉駅間と川水流駅周辺の線路、駅舎の保存や鉄道に関する機器や資料の保存を求めている。 TRは昨年12月に廃止届を国土交通省に提出。1年間の猶予期間を迎える今年末には全線廃線が確定し、鉄道の敷地は沿線自治体に寄付される。すでに一部の鉄橋は撤去され、来年3月までに会社清算を終える予定。一方、2月中に策定するとしていた、あまてらす鉄道の事業計画は大幅に遅れている。 (2008.06.06 朝日新聞) ■ 沿線自治体 跡地活用探る ■(2008.09.18 朝日新聞) 今年12月末に全線廃線が確定する第三セクターの高千穂鉄道(社長=内倉信吾・高千穂町長、TR)。来年1月にも土地や駅舎などの」寄付を受ける沿線自治体では「列車ホテル」や「鉄道記念公園」などの跡地の活用策を探る動きが始まった。一方、住民の足を守ろうと、高千穂線復活を目指す高千穂あまてらす鉄道(高山文彦社長)は、来月に開く支援コンサートで「復活への機運を盛り上げたい」と模索を続けている。 17日の日之影町議会一般質問。中心市街地の活性化策を問われた津隈一成町長はTRの車両について、「日之影温泉駅に移送し、簡易宿泊施設やカフェに改装したい」と答弁。列車2両を譲り受け、線路の活用も含めた鉄道公園構想を示した。同駅にある温泉施設やレストランと連携し、観光客を呼び込む狙いだ。 町は跡地利用を巡り、今年4月に庁舎内検討委員会を設けて議論してきた。そこで浮上したのが「列車ホテル」。町内には旅館が2軒しかないため、集客増につながると期待する。改装すれば1両に4、5部屋は可能という。 また同駅周辺の線路上に、自分で運転できるトロッコを遊具として走らせる案や、線路を撤去して森林セラピーと連携したサイクリングロードにする案なども検討されている。来月にも住民を交えた活用委員会を立ち上げ、具体的な計画を詰めたいという。 高千穂駅内(高千穂町)にある列車を日之影温泉駅に運ぶには、2両で約1300万円の費用がかかる。このため町は、国や県の補助事業を含め、12月議会の補正予算で経費を盛り込みたい考えだ。 車両基地のある高千穂町も列車2両を譲り受ける考え。高千穂駅を鉄道記念公園と位置づけ、列車の展示や車庫の見学などを想定。鉄道資料館も検討している。内倉町長は「ここに鉄道があったことを後世に伝える施設にしたい」と話す。今月中には公民館長や観光協会などを交えた活用検討委員会を立ち上げ、計画に住民の声を反映させる。 延岡市は、これから活用策の検討を始める。市内の川水流駅には保守点検車両「軌道モーターカー」があり、「地域活性化の利用方法がないか、住民の意見を聞いて、車両を譲り受けるかどうか判断したい」(企画課)という。 一方、あまてらす社は、高千穂線復活支援の「米良美一コンサート」を来月26日、高千穂駅近くの田んぼで開く。入場無料で、200万〜300万円の経費は鉄道再開に向けて公募した支援金の一部を充てる。高山社長は会見で「(コンサート開催で)この鉄道の様々な活用法が花開くのではないか」と開催の意義を強調する。 同社は9日、TRに列車2両や軌道モーターカー、小型保守車両などの譲渡を申し出た。ただ、TR幹部は「車両をどのように使うのか、事業計画がなければ譲渡のしようがない」と漏らす。 同社は今年1月、線路を「公園化」し、列車を遊具として走らせる鉄道公園化構想を掲げ、経営断念した旧神話高千穂トロッコ鉄道から経営を引き継いだ。だが、事業計画について、高山社長は会見で「計画を作ると、がんじがらめになり、動けなくなる」と説明。コンサート開催が「高千穂線復活の第一歩になる」と訴えている。 |
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