☆神話☆

ようこそ宮崎
ようこそ宮崎

宮崎は神話の宝庫

 

    宮崎は神話が沢山です

            
日向国が記紀にはじめて登場するのはイザナギノ命とイザナミノ命の物語です。

自ら産んだ火の神の火が燃え移って焼死した妻イザナミノ命を追ってヨモツクニ(黄泉国)へ行き、妻の変わり果
てた姿に驚いて逃げ帰り、世界ではじめて禊(みそぎ)したのが江田神社を中心とする阿波岐原です。


「掛けまくも畏き 伊邪那岐大神 筑紫の日向の 橘小戸の阿波岐原に 御禊祓へ給ひし時に 生り坐せる 祓
戸の大神等 諸諸の禍事 罪穢有らむをば 祓え給ひ清め給えと 白す事を 聞こし食せと 恐み恐みも白す」

耳に馴染みのこの神式のお祓いの祝詞は(のりと)はこの阿波岐原が舞台なのです。

このずっと後に登場する初代神武天皇の神話は、神話というにはこの宮崎においては生なましいくらいに現実
味のある足跡が多くあるので、「神武天皇」についてはこのページからは別にして、「宮崎と神武天皇」のページ
で紹介したいと思います。
 
 CONTENTS

01 ようこそ宮崎

02 宮崎の郷土料理
03 宮崎の焼酎
04 宮崎の民謡
05 宮崎と神話
06 高千穂夜神楽
07 西都原古墳群
08 宮崎と神武天皇

09 宮崎の海岸
10 五ヶ瀬川と鮎漁
11 宮崎のローカル線
12 宮崎の観光地
13 延岡の竜巻ドキュメント
14 飫 肥
15 都井岬
16 高千穂峡
17 鹿川渓谷
18 猪八重渓谷
19 青 島
20 霧島連峰
21 日向岬と妙国寺
22 宮崎の民話(1)
23 宮崎の民話(2)
24 サンメッセ日南(初日)
25 裸まいり(1月)
26 師走まつり(1月)
27 京町二日市(2月)
28 座論梅(2月)
椿山森林公園(2〜3月)

30 綾の雛山まつり(3月)
31 フラワーフェスタ(3〜5月)
青島亜熱帯植物園2008
花立公園2008

アケボノツツジ(4月)
34 御田祭(7月)
35 ひょっとこ祭り(8月)

36 都井の火祭り(8月)
37 荒踊・三ヶ所神社(9月)
38 宮崎神宮大祭(10月)
39 門川だんじり(11月)

40 去川の大イチョウ(12月)
41 銀鏡神楽(12月)
42 雑記帳・profile

BLOG 宮崎讃歌


 リンク集

01 家庭料理 リンク集
02 焼酎 リンク集
03 伝統芸能 リンク集
04 古墳 リンク集
05 サーフィン リンク集
06 海釣り リンク集
07 川釣・渓流釣  リンク集

08 鉄道 リンク集
09 森林 リンク集
10 ガーデニング リンク集
11 旅行 リンク集

12 リンク集 ノンジャンル
13 宮崎あれこれリンク集



管理人へのメール

【天照大神の誕生までの神話】

遠い昔、世界には天も地もなく、ただ、何かが混沌と渦巻くカオスの状態でした。時が経ち、それは、軽

い部分が天に、重い部分が地になっていきました。

この天地の中心に最初の神、アメノミナカノヌシノカミが現れ、次にものを生み出す神、タカミムスビノカ

ミとカミムスビノカミが現れます。大地はまだ固まらず、水に浮いて漂っていましたが、そんな泥海の中

からウマシアシカビヒコジノカミが生まれ、そして、天を支える柱として、アメノトコタチノカミが生まれま

した。

この五神をコトアマツカミは特別の天の神様と呼び、天と地の組みそのものであって、男女の別も、実

態もない神です。

こうして天地が創造されると、この天地において夫々の役割を分担するいくつかの男女のカップルの神

々が現れます。

これらの神は夫婦となって次の神々を生んでいくのです。そしてその最後にイザナギノカミとイザナミノ

カミ(以後、イザナギ、イザナミと言います。)が現れるのです。


特別の天の神様のコトアマツマミはイザナギ、イザナミに国土を作るように命じます。

イザナギ、イザナミは降りる陸地を作るために、「天の沼矛」(アメノヌボコ)を挿し入れて掻き混ぜます。

すると、落ちた滴が固まって小さなオノゴロ島ができました。

このときまだイザナギ、イザナミに男女の区別はない状態でしたが、あるときお互いの体の特徴に気が

つきます。

「私には一箇所余分なものがついている。」

「私には一箇所穴がある。」

でも地上にはこの若い二神しかいないのでどうすればいいか分かりません。

そのとき二羽のセキレイが飛んできてヒントを与えるのです。

イザナミは沢山の子を産みます。あるとき「火」を司る神、ホノカグツチノカミを産むのですが、自分が産ん

だホノカグツチノカミにより大火傷を負い、亡くなるのです。

イザナギはイザナミを追って黄泉に行き、帰ってくるように説得しますが、結果、夫婦喧嘩の末離婚して

戻ってきます。

地上に戻ったイザナギは阿波岐原(アワキガハラと読み、宮崎市のシーガイア近くにあります。)で水浴

びをして体を清めます。


ここでイザナギは最後に顔を洗うのですが、このとき左目からアマテラスオオミカミ(天照大神、以後アマ

テラスと言います。)、右目からツクヨミノミコト(月読命)、鼻からタケハヤスサノオノミコト(建速須佐之男

命、以後スサノオと言います。)が産まれるのです。



御池(みそぎがいけ):宮崎市阿波岐原産母128 「市民の森」の東端にある。
江田神社御池(みそぎがいけ)のすぐ近くにあってイザナギノカミとイザナミノカミを祀る
【天の岩戸の物語】

スサノオは母のイザナミニ会いたくてあの世に行きたいと考えて、その前に姉アマテラスに会うために高天原に

昇ります。

スサノウが高天原に近づくと天地が激しく動き、震え、凄まじいばかりとなります。

アマテラスはその様をみてとても驚いて、自ら武器を持ってスサノオを向かえ討つ支度をします。

スサノオは誤解を解くために姉に会いにきた訳を話し、身の潔白の証として子作りを提案します。

アマテラスはスサノオの提案を受けて、自分の勾玉をスサノオに預けて弟の剣を口に含みます。

スサノオも姉の勾玉を口に含みます。

そして噛んで噴出すと、スサノオの言った通りに子供が産まれます。

こうしてスサノオは姉に許され、高天原に迎え入れられるのですが、姉に会いにきた目的の、母イザナミに会い

に行くこと
は忘れ去り、いつか凶暴になっていくのです。

アマテラスは始めのうちは大目に見ているのですが、あるとき、スサノオは皮を剥いだ馬をアマテラスの屋敷の

上から投げ落とします。

とうとうアマテラスは怒り、天の岩戸に隠れます。

世界は暗黒に包まれて太陽が姿を見せなくなります。

八百万(やおよろず)の神々は対策会議を開きます。

そしてあれこれ催して、メインイベントに天宇受売命(アメノウズメノミコト)によるコミカルセクシーダンスを踊って

もらうのです。

このダンスに神々は大喜びの大喝采。

あまりの賑やかで楽しそうな外の様子に、自分がいなくて暗く寂しいはずの高天原が、他の尊い神様が現れて

皆が幸せにしているのかと不安になり、岩戸を少し開きます。

そこでアメノウズメノミコトは鏡をアマテラスに見せますと、アマテラスは自分の姿とは思わず、他の尊い神様か

と、もっとよく見ようと身を乗り出した瞬間に天手力男命(タジカラオノミコト)がアマテラスを引き出します。


この川の下流の左上部の崖に天の岩戸があります
天安河原(八百万の神々の会議場
天岩戸神社(神社の背後に天安河原の前を流れて下る川があり、対岸の崖に天の岩戸)

【天孫降臨】

アマテラスと高木神(タカミムスビ)は、アマテラスの子であるアメノオシホミミに、葦原中国平定が終わったので、天降って葦原中国を治め

なさい」と言いました。するとアメノオシホミミは、「天降りの準備をしている間に、子のニニギが生まれたので、この子を降すべきでしょう」と

答えました。

ニニギは高木神(タカミムスビ)の娘のヨロヅハタトヨアキツシヒメとの間にできた子でした。

それで二神は、ニニギに葦原中国の統治を委任し、天降りを命じたのです。


ニニギが天降りをしようとすると、天の八衢(やちまた)に、高天原から葦原中国までを照らす神がいたので、アマテラスと高木神はアメノウ

ズメに、その神の元へ行って誰であるか正体を調べてくるように命じたのでした。

調べた結果、その神は国津神(地に現れた神々の総称)のサルタヒコで、そのサルタヒコは、天津神(高天原にいる、または高天原から天

降った神の総称)の御子が天降りすると聞いて先導をしようと迎えに来たと言うのでした。


いよいよニニギはアメノコヤネ、フトダマ、アメノウズメ、イシコリドメ、タマノオヤの五伴緒(いつとものお)を従えて、天降りをすることになりま

した。さらに、三種の神器(八尺瓊勾玉、八咫鏡、草薙剣)と常世のオモイカネ、タヂカラオ、アメノイワトワケを副え、「この鏡を私(アマテラ

ス)の御魂と思って、私を拝むように敬い祀りなさい。オモイカネは、祭祀を取り扱い神宮の政務を行いなさい」と言いました。

ニニギは高天原を離れ、天の浮橋から浮島に立ち、日向国の高千穂の久士布流多気(くじふるたけ)に天降りました。

高千穂の峰(平安時代に霧島神宮があった高千穂河原から見る)
韓国岳

ニニギは「この地は韓国(からくに)に向かい、笠沙(かささ)の岬まで真っ直ぐに道が通じていて、朝日のよく射す国、夕日のよく照る国で

ある。それで、ここはとても良い土地である」と言って、そこに宮殿を建てて住むことにしました。

ニニギはアメノウズメに、サルタヒコを送り届けて、その神の名を負って仕えるよう言いました。それで、サルタヒコの名を負って猿女君と言

うのです。

サルタヒコは、阿耶訶(あざか)で漁をしている時に比良夫貝に手を挟まれて溺れてしまいました。底に沈んでいる時の名をソコドクミタマと

言い、泡粒が立ち上る時の名をツブタツミタマと言い、その泡が裂ける時の名をアワサクミタマと言います。

アメノウズメがサルタヒコを送って帰ってきて、あらゆる魚を集めて天津神の御子(ニニギ)に仕えるかと聞きました。それに対して多くの魚

が仕えますと答えた中でナマコだけが返事をしませんでした。そこでアメノウズメは「この口は答えない口か」と言って小刀でナマコの口を

裂いてしまったのです。それで今でもナマコの口は裂けているのです。

ニニギは笠沙の岬で美しい娘に逢いいました。娘はオオヤマツミの子で名をカムアタツヒメ、別名をコノハナノサクヤヒメといいました。

ニニギが求婚すると父に訊くようにと言われたので、父であるオオヤマツミに尋ねると大変喜んで、姉のイワナガヒメとともに二人の娘を差

し出したのです。しかし、イワナガヒメはとても醜かったので、ニニギはイワナガヒメを送り返し、コノハナノサクヤビメだけと結婚しました。

オオヤマツミは「私が娘二人を一緒に差し上げたのは、イワナガヒメを妻にすれば天津神の御子(ニニギ)の命は岩のように永遠のものとな

り、コノハナノサクヤビメを妻にすれば木の花が咲くように繁栄するだろうと誓約(うけひ)をしたからである。コノハナノサクヤビメだけと結婚

したので、天津神の御子の命は木の花のようにはかなくなるだろう」と言いました。それで、現在でも天皇の寿命は長くないのです。

コノハナノサクヤビメはたった一夜を共にしただけで身篭りました。それを聞いたニニギは、「たった一夜で身篭る筈はない。それは国津神

の子だろう」と言ったのでした。コノハナノサクヒメは、「この子がもし疑われているように国津神の子なら、産む時に私は無事ではないでしょ

う。でも天津神の子なら、無事でしょう」と誓約をし、戸のない御殿を建ててその中に入り、産む時になって御殿に火をつけました。

天津神の子であったので、無事に三柱の子を産み終えました。火が盛んに燃えている時に生んだ子をホデリ(海幸彦)、火が弱くなった時

の子をホスセリ、火が消えた時の子をホオリ(山幸彦)、またの名をアマツヒコヒコホホデミといいました。



  このページのTOPに戻る       
Copyright (C) ようこそ宮崎 All Rights Reserved