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宮崎神宮大祭

宮崎神宮大祭

宮崎神宮大祭

宮崎の秋祭りの代表格は宮崎神宮大祭です。
宮崎神宮は、神武天皇の孫の建磐龍尊(たていわたつのみこと)が九州の統治の命令を受けて九州に下っていたときに、宮崎にきて、祖父の神霊を、元の宮崎の宮の跡に祀ったのがはじまりであると伝わっています。
宮崎神宮は古くは『神武天皇社』と呼ばれていましたので、今日においても市民から親しく『神武さん』と呼ばれています。
宮崎神宮大祭は、今から七百年ほど前に社殿を造営したときに地頭の土持信綱が馬上でお供をした例にならって、ご神幸行列には鎌倉時代の騎馬武者がお供をします。
そのほかにも宮崎神宮大祭には県内各地から伝統の舞踊団が数多く参加して観客を沸かせています。

中村地平が著した「日向」の「神楽と郷土舞踊」の項にはこんなことが書いてあります。

『宮崎市には宮崎神宮がある。
神武天皇がおまつりしてあるので、土地の人たちはその社のことを「神武さん」とよんでいる。
神武さんの大祭は、季節のいい秋も半ばの十月末にとりおこなわれる。

日向ではまずもっともにぎやかなお祭りなのであるが、その日になると、宮崎の町なかには、近郊の農村からいく種類もの躍の団体がくりだしてきて、町の諸方で踊をおどる。

踊りの大半は臼太鼓(うすでこ)躍とか、棒躍とかよばれる、たいへん勇ましい郷土色豊かな踊である。

子供のころ、僕はあとからあとからくりだしてくるそれらの踊をみるのが楽しみで、神武さんのお祭りがくるのがはやくからまたれたものであった…』


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