英国館

英国館

【建築物:英国館】





英国館の写真
九州の屋根、傾山の南麓に見立鉱山跡がある。

1924(大正13)年、英国人ハンスハンターは内藤家(旧延岡藩主)から鉱業権を買い取り、鉱山の創業を開始し,以後、十数年間、鉱山は国内有数のスズ鉱山として繁栄し、見立渓谷沿いに1200人を越える関係者が住居した。


英国館は英国から招いた鉱山技師の住居として建築された。


建物は、当時の日本の洋風建築としては珍しいレイモンド建築様式が用いられ、丸太材や、幅の広い一枚板を使用するなど、木の魅力を十分に活かした構造である。

室内には水洗トイレ、暖炉、電気ストーブ、スチーム暖房などの設備があり、当時の西欧の生活水準の高さを物語る。

見立鉱山の閉山によりこの建物も荒廃したが、昭和60年に日之影町が譲り受け、昭和61年に修復された。

国の登録文化財となっている。

見立鉱山は日中戦争が起こり、英国との関係が悪化すると英国人はすべて帰国した。

その後は国内資本が経営を引き継いだが、1969(昭和44)年にその歴史に幕を下ろした。 


 
英国館の地図:宮崎県西臼杵郡日之影町


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