【歴史:蓮ケ池横穴群】

蓮ケ池横穴群は、1300~1400年前の古墳時代の墓地で、現在82基の横穴が発見されていて国指定の史跡となっている。
蓮ケ池横穴群は、稲荷池の東側丘陵、御諏訪池の西側丘陵、東側丘陵の3集団に分けることができる。
ここでは、壮大な高塚墳のような権力者の墓から家族墓としての性格に移行していることがうかがえる。
形式的には、玄室のほかに、前室をもつ特異な横穴(第12号)を除いて、おおよそ次のような形式に分けられる。
1.玄室がやや縦長の長方形、4注造りの家形で、棟は尖ってドーム形、玄室の4周に排水溝をもつもの。
2.玄室の床面が、逆梯形、4注造りの家形、天井はドーム形で、羨道が長く、先細りとなっているもの。
3.1、2の変形、または退化形式とみられるもの。
この横穴群は、昭和42~43年頃、この地に宅地造成の計画がもちあがり、昭和44年、緊急発掘調査が実施された。
その結果、学術的価値が認められ、昭和46年7月17日に国の史跡に指定され、保存することになった。
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