宮崎県庁 |
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宮崎県庁 |
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宮崎県庁舎は宮崎有数の観光資源となっている。 世界恐慌の前年の1928(昭和3)年、宮崎県庁舎の建設案が県議会で可決された。 しかし緊縮財政を運営する国はその起債を承認せず、議決は消滅した。 その後、再議決を経て1932(昭和7)年に竣工された県庁舎は、鉄筋コンクリート地上3階(一部4階)、地下1階 のゴシック風建築で、県庁本館としては九州最古、全国の都道府県でも、大阪府、神奈川、愛媛県に次いで4番 目に古い。 中央の玄関から、左右対称に翼を広げたような姿は全体に均整がとれている。 また、柱で縦の線を強調した壁面も威厳があって美しい。 県庁舎は2度の危機を乗り越えて現在に至る。 第2次世界大戦中、宮崎市は19回に及ぶ空襲を受けた。 市内は廃虚と化したが県庁はほぼ無傷であった。 県庁正面に門扉がないのは戦中の「金属類回収令」で撤去されたままだという。 終戦直後の県民の間では米軍が配慮して県庁の空襲を避けた、と語られていたという。 戦後50年を経たころ、庁舎の分散と老朽化が進んだため、本館の建て替えが検討された。 1994年、「県庁舎整備調査研究会」を設置したが財政的な理由から建替案は立ち消えた。 翌1995年に耐震診断した結果、現在の耐震基準をクリアしていることがわかり現在に至る。 正面のフェニックスは、本館建設と同時に移植されたもので、樹齢約100年という。 県庁の前を東西に走る4車線道路を長さ約100mにわたって完全に覆い尽くして緑のトンネルをつくる楠の並木(楠 並樹のコリドール)も美しい。 これらの楠は現在の県庁舎が完成した1932年の翌年に旧知事公舎などから28本を選んで移植したもので、1986 からは毎年春と秋に道路を歩行者天国にした「楠並樹コリードール」が開催されている。 楠の並木をライトアップして音楽演奏の会場にするなど県民の豊かな文化の交流と憩いの場となっている。 関連ページ(宮崎地域):宮崎神宮大祭 青 島 裸まいり 椿山森林公園 去川の大イチョウ
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