【中小屋天文台】
六峰街道(延岡市~五ヶ瀬町)のほぼ中間点にあたる中小屋山は速日峰(868m)と真弓岳(1073m)の間にある山で、その頂の近くに中小屋天文台「昴」ドームはある。
宮崎の民謡の「諸塚駄賃つけ唄」に歌われる中小屋は宮崎県北の旧6町村からの道が集まるところにあり、昔は「駄賃つけ」が荷物を馬に積み替えたり、一服したりする場所であった。
その中小屋にはそのなごりと思われる何軒かの民家がある。
標高1000mの山頂に銀色の光を放ってそびえる天体ドームは「昴」ドームと命名され、日本初のリッチー・クレチアン式口径60㎝の反射望遠鏡を備えている。
この望遠鏡は、光路を曲げ主鏡の裏側から覗くカセグレン式に似たコンパクトな光学系で諸収差をほぼ完全に除去していることが特徴である。
また、APSS(オートボジションサーチシステム)の採用により観測したい天体の赤経、赤緯の座標数値を入力するだけで自動的に天体を捕捉追尾する。
日中は、Hα光太陽観測システムによって、太陽のプロミネンス(紅炎)や黒点を観測することができる。
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