さざれ石 |
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![]() この巨石(神座)は、国歌「君が代」に歌われている「さざれ石」である。 さざれ石とは、小石の集まりが炭酸カルシウム(CaCO3)などにより埋められ、そして小石の間に入り込み、1つの大きな石の塊に変化したもので、石灰岩が雨水で溶解し、石灰質の作用により、小石がコンクリート状に凝結して固まってできたものである。 今から約2千万年前の大御神社の周辺は広範囲にわたり浅い海岸平野で、大陸から流れる大量の礫(石ころ)がその河口付近にたまって、粘土、砂などにまじり、長い年月の間に大きな固まりとなった。 その後、尾鈴山の火山活動により火砕流が発生して、礫岩層の上を覆うと同時に堆積した。 これを柱状節理(溶岩凝灰岩)といい、御皇神社の周辺の日向岬に広く分布する。 大御神社は天照皇大御神(あまてらすおおみかみ)の「大御」をいただいて社名としたもので、このさざれ石の神座(かみくら)は、皇孫瓊々杵尊(ニニギノミコト)が降臨した折、当地に遊幸し、この岩から絶景の大海原を眺望したと伝えられている。 また、神武天皇の東征の折は天照皇大御神を奉斎する御殿(現在の大御神社)に武運長久と航海安全を祈願したという。 大御神社の西に横たわる櫛の山と東に隆起する米の山(久米の山)は神武天皇の先鋒天櫛津大久米命の名に因むものであるという。 瓊々杵尊伝説の神座である巨大な「さざれ石」には、直径20センチほどはあろうかと思われる注連縄(しめなわ)がぐるりと張りめぐらしてある。 |
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