
【孟宗金明竹:国指定天然記念物】
延岡市北川町(通称上祝子)の孟宗金明竹(モウソウキンメイチク)は国指定の天然記念物で昭和20年頃、村人によって発見された。
上祝子とは五ヶ瀬川水系の一つの祝子川の上流部、大崩山の麓の集落である。
昭和45年に孟宗金明竹としては全国で初めて国の天然記念物として指定された。
孟宗金明竹林は全国でも発生地が極めて少なく、上祝子の指定の後は一件の追加指定(福岡県久留米市)があったのみで全国に僅か2ヶ所しかない。
孟宗竹(モウソウチク)の変種とされる孟宗金明竹は、稈が黄金色になり、芽溝部に淡緑色の縦縞が節毎に交互に出現する。
突然変異によって発現するため、時には普通の孟宗竹林から突如発生する。
縦縞は通常は3~4本で、多いものになると10本を越し、その幅は2~3センチ程度である。
成長速度は孟宗竹と同じであるが、筍は全て班が入っている。
上祝子の孟宗金明竹林は集落の中心から少し離れているがまだ十分に集落の範囲のところにある竹林なので、山をよく知っている村人でさえ、ある日突然の発見であったことが想像できる。
孟宗金明竹は孟宗竹と同様に生命力が強く栽培が容易なことから、庭園用に用いられることが多くなった。
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