弥五郎どん 

【祭り:弥五郎どん祭り】

 
 
都城市山之口町の円野神社(まどのじんじゃ)の祭り行列の浜下り先導役。

11月3日の正祭日、社から500m離れた三つの神輿を守って仮御殿まで下る。

高さ3mの弥五郎どんは大小の刀を差し、四つ車に載り、子供たちに押されて行列を先導する。

南九州では3ヶ所だけ現存する貴重な祭りで、1992年(平成4)年に県重要無形民俗文化財の指定を受けている。

弥五郎どんは養老4(720)年に起った隼人の乱の時の隼人族の長であった人物だといわれている。

当時の日向は現在の鹿児島県域までを含むもので隼人族の支配する土地であったが、大和朝廷は日向から薩摩と大隅を分割して統治を強化しようとした。

その分割に対して反乱した隼人族は大和朝廷軍を相手に激しい戦いをして大勢の犠牲者を出した。

隼人の乱の後、大和朝廷は隼人族の怨霊を鎮めるために放生会(ほうじょうえ)を行なわせ、そのときに隼人族の長であった弥五郎どんの大きな人形をつくって奉納したといわれている。
 
 
弥五郎どんの館周辺地図:宮崎県都城市山之口


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